NPO法人 日本アレルギー友の会

講演レポート(2009年11月15日開催)

2010年9月 1日

「患者への一言アドバイス」

2009年11月15日講演会

 20091115講演会.JPG

今回は特別に常任顧問の坂本芳雄先生(ぜんそく)と、江藤隆史先生(アトピー性皮膚炎)からの講演で、題して“患者への一言アドバイス”。ぜんそくでは、この時期猛威をふるった新型インフルエンザの基礎知識について、アトピー性皮膚炎ではステロイド副作用の嘘ホントについてお話ししてくださいました。

  

~アトピー性皮膚炎~

東京逓信病院皮膚科部長

江藤隆史先生一言アドバス 江藤先生.JPG

 テーマ「アトピー性皮膚炎の嘘ホント」

 みなさんは、ステロイド外用薬を塗ると最終的には黒ずんだ肌になると思っていませんか。それは大きな間違いです。

使い方が中途半端のためそうなってしまうのです。少し使ってやめる。早くやめたいと腰引けになっていると、皮膚は中途半端な炎症を続け、まるで炭火のような燃え方をする、だから肌が黒くなってしまうのです。ですので、「ステロイドで皮膚が黒くなることは絶対ない」と覚えてくださいと、笑いを交えながらお話しくださいました。他にもプロトピック軟膏の安全性や塗る量、また良くなってからのスキンケアのお話しなど、詳しく教えてくださいました。この話を聞けば明るい未来はすぐ明日にある!そんな気分にまでなれる楽しい先生のお話でした。

 

~ぜんそく~

関東中央病院呼吸器内科部長

坂本芳雄先生

 テーマ:「新型インフルエンザ基礎知識」一言アドバイス坂本先生.JPG

 2009年は、世界中で新型インフルエンザが大流行しました。もちろん日本も例外ではありません。新型インフルエンザに感染した時の対処法を教えてくださいました。

感染した場合は、まずは安静と保温、水分補給をし、消化の良い食べ物を摂ることです。薬はタミフルやリレンザを使い、さらにつらい時は解熱剤を適切に使います。

いつ外出ができるかは、だいたい熱が下がってから2日間経てば大丈夫。薬を使っている間は外出はしないようにしましょうとのことです。

 ぜんそく患者は、重症になる可能性が人と比べると大きいです。もしなったときのためにも知識を蓄えておく必要があるかもしれないですね。