NPO法人 日本アレルギー友の会

講演会レポート(2012年5月27日開催)

2012年6月 1日

 当日は晴天となり、屋内で過ごすには勿体ないほどのお天気でしたが、講演会場は初めて来られた方も多く大盛況となりました。講演会場には、敏感肌や赤ちゃん用のスキンケア用品の試供品やアレルギー用の肌着、喘息の吸入器など、色々お試し出来るコーナーがあり、皆さん熱心に見ていらっしゃいました。 

hp2.JPG

 

 

スキンケア用品の配布

情報冊子提供コーナー 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第一部 講演

第一部の講演はアトピー性皮膚炎から始まり、講師に東京女子医科大学付属女性生涯健康センター副所長・教授の檜垣裕子先生をお招きしました。

病気の説明やステロイド外用薬の塗り方・スキンケアの方法などに加えて、心のケアということに重点をおかれてお話されました。ストレスによって掻いてしまい悪化する患者さんも多いということで、アトピー性皮膚炎とストレスの関係を中心に話しをされ、簡単なストレス解消法の話もあり、毎日の生活の中で少しでも実践してみたいと思える内容でした。

続いてぜんそくの講師に、帝京大学医学部 呼吸器・アレルギー内科教授の山口正雄先生をお招きました。

たくさんある治療薬や、最新の治療薬であるゾレアの説明を詳しくお話下さいました。スライドには写真や図やグラフを使ってあり、難しいお話でしたがわかりやすく理解する事が出来ました。また、効果継続のための指導の重要性や薬物アレルギーについてなど、色々と興味深いお話も伺うことができました。

 どちらの先生のお話にも、セルフケアという言葉が出てきて印象に残りました。スクラッチ日記(掻く事に対する日記)、喘息日記(ピークフロー値を記録する)をつけることが改善につながるとのことでした。

hp1.JPG

 

熱心に聴く来場者

 

 

 

 

ベテラン患者からのアドバイス 

第一部最後はベテラン患者からのアドバイスでした。喘息部門の坂本さんは、療養相談を例に挙げ、ご自身の実践されている治療のコツをたくさん教えて下さいました。アトピー性皮膚炎部門の丸山さんは、どうすれば日々のケアを持続させられるかの対策やご自身のケアのコツなどをお話下さいました。

長年療養相談をやっていらっしゃるお二人でしたので、患者の気持ちに寄り添った、わかりやすいアドバイスばかりでとても参考になるものでした。

 第二部 講師を囲んでQ&A

第二部では講師の先生方と当会常任顧問の先生方を囲んでのQ&Aを行いました。

一つ一つの質問に、真摯に向き合い答えてくださった先生方のおかげで、悩んでいる患者さん達にとって充実した素晴らしい時間になったと感じます。専門医に直接質問出来る機会はなかなかありませんので、講演会に来られる方には是非参加して欲しいと思いました。