NPO法人 日本アレルギー友の会

講演会レポート(2012年11月18日開催)

2012年12月 8日

 今回も晴天となり、大変多くのご来場者を迎えることができました。

第一部の講演は、アトピー性皮膚炎から始まり、順天堂大学浦安病院皮膚科特任教授の高森建二先生をお迎えしました。「アトピー性皮膚炎のかゆみをやっつけよう」という題で、この病気の辛いかゆみについて詳しくお話下さいました。

アトピー性皮膚炎の基本は乾燥肌であり、そこから痒みが誘発されるとのことでした。皮膚の乾燥からおこるかゆみの仕組みを図や写真で説明されました。皮膚の一番上にある角層というものの写真を、普通の肌と乾燥肌の両方を比べて見せてもらったのですが、違いが一目瞭然で、アトピー性皮膚炎の治療では保湿が重要と言われる理由が良くわかりました。

 次に喘息の講演では、おおとし内科クリニック院長大利隆行先生をお迎えしました。「吸入ステロイド薬の吸入指導」という題での御講演でした。

吸入方法を間違えていた患者さんの例を挙げられ、吸入方法の指導がいかに重要か、問題点などを含めお話下さいました。吸入補助器具の使い方や、薬の使い方の動画を見せて頂けたので、皆さんとても参考になったのではないでしょうか。私自身も吸入補助器具のことは知らなかったので、大変よい機会になりました。

講演会場風景.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

第一部の最後は常任顧問の先生方と当会スタッフによる実演が行われました。

喘息部門では、吸入薬の吸い方を、三人のベテラン患者が実演して見せてくれました。正しい吸入が出来ていないと症状も改善されないとの事でしたので注意が必要だと感じました。

 アトピー性皮膚炎では、正しい洗い方・塗り方をマスターしようという実践スキンケアが行われました。ベテラン患者の丸山さんが花王のキュレルの方に聞いた洗浄剤の選び方や洗い方、落とし方から拭き方を教えてくれました。

薬の塗り方は、当会常任顧問の江藤先生が、スタッフに保湿剤を1フィンガーチップユニットで塗る見本を実演して見せてくださいました。

nurikata3.JPG

 

 

 

 

 

 

 

喘息の吸入薬の吸い方や、ステロイド外用薬の塗り方を実際に見せてもらう機会はあまり無いのでとても参考になりました。  

第二部に移る前に少し時間がありましたので、会場後方にありました協賛会社のスキンケア用品のサンプルや冊子を見る時間もありました。

 キュレル配布.JPGのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

第二部では講師の先生方と当会常任顧問の先生方を囲んでのQ&Aを行いました。

毎回たくさんの質問があり、講師の先生方が熱心に答えられています。自分以外の人の質問でも参考になる部分があるので、皆さん真剣に聞いていらっしゃいました。