わたしたちは、アレルギー疾患で悩む患者さんのセルフコントロールをするための情報提供やピアカウンセリングを通して、みなさまが毎日を前向きに過ごせるようにサポートをしています。常時、普通会員、医師賛助会員を募集しております。正しい情報を得て病気を改善するためにもわたしたちの活動にご賛同いただき、ご入会くださいますようよろしくお願い申し上げます。
普通会員:患者・家族・その他ご支援いただける方
医師賛助会員:医師
普通会員:4,000円
医師賛助会員:6,000円
入会時には各疾患の情報冊子や薬の一覧など患者必携の資料を贈呈します。
毎月1回専門医からの最新治療情報、患者の体験記、最新の薬の情報、日常生活での工夫、講演会の案内など患者の求める情報をまとめた機関紙「あおぞら」をご自宅にお送りいたします。
アレルギー疾患患者である当会スタッフによる療養相談をいつでも無料で受けられます。
毎年2回、第一線で活躍をされている専門医を招き、最新の治療をご講演いただきます。その際に疾患の情報冊子や敏感肌用スキンケア用品のサンプルなどを無料で
提供します。
次の2通りの方法があります 。
当会事務所まで電話、FAX、e-mailにてご連絡ください。
(会報のサンプルと共に入会申込書をお送りします)
下記より入会申込書をダウンロード後、記入の上、メールでお送りください。(入金方法は申込書内に記載されています)
※入金確認に1週間~10日程度かかります。確認次第、会員証を送付します。
アトピー性皮膚炎が重症化し、日常生活にも支障が出てくるような方に積極的に入院療法を勧めている東邦大学医療センター大橋病院皮膚科教授の向井秀樹先生に入院治療の実際をお聞きしてきました。
●入院療法を行う背景アトピー性皮膚炎は適切な治療や生活指導を行わないと慢性化して、重症で治療がしにくい状態になります。そのため、皮膚炎を早く治めるために治療を積極的にする必要性があり、アトピー性皮膚炎患者に短期間で皮膚症状が改善する入院療法を積極的に勧めています。
期間は1週間程度、最重症の場合は2週間です。毎日同じチームの医師が担当することで治療の方向性が一致するようにしています。薬を塗る際、最初は医師も一緒に塗って症状を診ながら塗り方を指導していき、患者自身で塗ることができるようにしていきます。
内服薬は抗アレルギー薬と自律神経系の安定作用のある抗ヒスタミン薬を投与してまずは痒みを取って十分に睡眠をとれるようにしていきます。
体にはアトピー性皮膚炎診療ガイドライン2009に準じて重症以上の患者は、Ⅱ群のステロイド外用薬に保湿薬を混合させたものをまず使用し、症状の強いところは亜鉛華軟膏で重層貼付します。日々の皮膚の状態が改善していくことを自覚することは、退院後の治療に患者自身が積極的に取り組むことができます。また、外用薬の使用法を体得することで退院後の悪化時に対する対処法を身に付けていきます。
入院前に血液検査を行い、入院後半に出た結果に基づき生活指導を行います。また毎日外用薬を塗る処置を行う際や、病棟回診する際に患者さんから疑問点を聞き十分に説明します。
退院が近づくと試験外泊を行い、家庭や職場で悪化することがないか確認します。悪化要因を把握し、社会に戻っても悪化することのないようにしていきます。
入院中に使用したステロイド外用薬の量を測り、入院治療前後で血中のコルチゾール値を測定しました。治療前のコルチゾール値は予想に反して76%の患者さんが正常値より低いという結果となりました。しかし退院時に正常範囲に戻りました。
重症な方では副腎機能が明らかに抑制状態であり、入院療法で通常の安全域を超えたステロイド外用量を使用しましたが、皮膚症状が大幅に改善すると副腎機能も正常化することが判明しました。このことは今まで検証されていなかったことです。
1~2週間程度の短期集中型の入院療法で全ての方が劇的に皮疹は改善し、社会復帰ができます。重症の方には正しい外用方法、生活指導や対処法などの修得が必要不可欠です。また積極的に治療していくことが重症化や難治化の予防に繋がります。
所在地 東京都目黒区大橋2-17-6 電話 03-3468-1251
向井先生の診察日 火・金曜日の午前 (原則として紹介状が必要)
(取材:丸山恵理・レポート:岡田渉)
日本アレルギー友の会のウェブサイトで公開しきれていないバックナンバーのうち一部分をPDFでご紹介しています。