NPO法人 日本アレルギー友の会

専門医のかしこいかかり方

当会へ「よいお医者さんを紹介してください」というお電話がよくありますが、実は「良い医師」というのはみなさまそれぞれ違うのです。テレビや雑誌に出ていた有名な先生にかかれば治るというものでもありません。慢性疾患である喘息やアトピー性皮膚炎の主治医はご自身が質問しやすく、それに対して納得できる回答があり、信頼関係を構築して治療していける主治医が一番です。どのような先生なのか、どのような治療をするのかはかかってみないとわかりません。まずはご自身が通院しやすい病院、クリニックに行ってみて相性が合うか診察を受けてください。

診察を受けるときのポイント

気管支喘息の場合

毎日の気道の状態をピークフローメーターで測定し、喘息日誌をつけてみましょう。いままでの経過がわかることで先生は処方する薬が判断できます。

アトピー性皮膚炎の場合

診察を受けるときは、衣服を脱いで皮疹を全部診せ、処方される薬の塗る場所、塗る期間、塗る量を聞きましょう。指示通りに薬を塗ることで炎症も早く良くなりますし、薬の副作用も心配ありません。

診察の受け方(良い例・悪い例)

みなさまは皮膚科で診察を受けるとき納得のいく説明を受けていますか?
友の会の相談では「病院が混んでいて先生が忙しそうで聞きにくい」「こんなことを先生に聞いてもいいのでしょうか」というご相談をいただきます。せっかく時間を使って行く診察ですから納得のいく説明を受けて、薬を処方してもらいたいですよね。そのためにはどのように診察を受けたらよいのか、悪い例、良い例をあげてみます。皆さんもどこが良いところなのか、どこが悪いのか見つけてください。

診察の受け方 良い例 悪い例 アトピー性皮膚炎編

良い例の患者さんは悪い例の患者さんと比べてそんなに診察時間が長いわけではありません。でもこれだけのやりとりで心配していたことや不安がなくなり、自分で外用薬を塗って治療する意欲が生まれてきました。それはなぜでしょう。まず自分から皮膚を診せることで医師に状態を把握してもらっています。皮膚の状態を診せることで適切な判断ができ、適切な処方もできるのです。また医師に症状を把握してもらってわかってもらったことで安心できるのです。

このように診察を受けるときは、先生に皮疹を診てもらい、どの薬を、どの場所にどのくらいの期間塗るのかを指示してもらう必要があります。指示通りに薬を塗ることで炎症も早く良くなりますし、薬の副作用も心配ありません。診察の受け方が違うと同じ医師の治療でも効果が異なってくることがあります。せっかく時間をかけていく診察ですからかしこい患者になってより良い診察を受けたいものですね。

専門医の探し方

喘息の専門医の一覧は日本アレルギー学会のサイトより、呼吸器科または内科の先生を探してください。アトピー性皮膚炎の専門医は皮膚科で検索してください。

» 社団法人日本アレルギー学会:日本アレルギー学会専門医・指導医一覧

アトピー性皮膚炎の場合は日本皮膚科学会のサイトより皮膚科専門医を探すことができます。

» 日本皮膚科学会 皮膚科専門医マップ